帰納と演繹の違い
帰納とは、個別的・特殊的な事例から一般的・普遍的な規則・法則を見出そうとする推論方法
例)「ネコaはネズミを追いかける」「ネコbはネズミを追いかける」「ネコcはネズミを追いかける」という事例が幾つかあるので、「全てのネコはネズミを追いかける」
演繹とは、一般的・普遍的な前提から、より個別的・特殊的な結論を得る推論方法である。
例)「人は必ず死ぬ」という大前提、「ソクラテスは人である」という小前提から「ソクラテスは必ず死ぬ」
帰納は、あくまでも確率・確度といった蓋然性の導出にとどまる。
蓋然性って、ある事柄が起こる確実性や、ある事柄が真実として認められる確実性の度合い。確からしさ。これを数量化したものが確率。